Friday, July 12, 2024

終の仕事場に帰る

 今夏 ACB工房を離れ、実家に帰ってきました。
実家は昔長崎県が漁業県だった頃、元気だった漁師町にあります。
帰ってみるとその頃の大荷物が一杯で、とてもイラストレーターの仕事場を構える様なスペースが無く、先ずは家中倉庫状態の整理から始めねばなりません。
そうした整理の中で、地域の書家だった父のが遺した膨大な数の「筆文字」にぶつかりました。
これは捨てるには惜しく、何かの形で整理して、体系だてて、筆文字フォントと言うか達で遺せないものかと思案中です。
以下に上げる写真は、亡き父手製の「西国三十三箇所御詠歌」の折り本の一部です。